FAQ

Q43 保育園園庭の砂場の放射線量削減について
東京都の保育園ですが、5月に保護者の方から借りた線量計で計測したところ、砂場の放射線量が0.17マイクロシーベルトでした が、9月に大きい台風が来て、近隣の屋根から雨水がたくさん流れ込んだため9/30に再度計測したところ、 0.119~0.179マイクロシーベルトという結果でした。
砂場のほか、畑なども値が高かったのですが、土の入れ替えなどで、放射線量を下げようと思っています。
砂場については、業者に新しい砂を入れてもらおうと思っていましたが、業者の砂自体も汚染されている可能性もあるということでした。
園としては今のところ、砂場に水をかけて洗い流す方法しかないと思っていますが、他に有効的な方法があれば教えていただきたいと思います。(2011年12月15日)
A43 空間線量率が0.2μSv/hの場所で、1年間いたとすると、
0.2μSv/h×24h×365日≒1.8mSv
です。この値は健康に影響の有る値ではないとされています。
線量計によっては標準レベル(0.06μSv/h 以下)付近の線量率を正しく測定できない場合があります。また雨が降ると、常時大気中に存在するラドンという天然放射性核種が地面上に雨とともに落ちてくるため、線量率は上昇します。9月30日に測定した際に線量率が上昇したのは、ラドンの影響の可能性も考えられます。
現在の線量率は平常時とほぼ変わらない値ですので、過度に心配なさることはないと思います。砂場の線量を下げるために水をかけて洗い流すのは、その洗い流した水がまたどこかに溜まることになりますから、あまり効果は期待できないと思います。
業者によっては砂が汚染されている可能性があるとのお話ですが、保護者の協力で測定器による計測ができるようなので、汚染されていない砂を入れれば確実に線量は下がりますから、新しい砂を入れて下がらないようならやり直してもらうようにして、測定しながら徐々に入れ替えを行われたらどうでしょうか。